武豊「スピードが乗らなくて」、サムソン見せ場なく8着=有馬記念 12/24/2007
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武豊「スピードが乗らなくて」、サムソン見せ場なく8着=有馬記念
JRA(日本中央競馬会)の1年を締めくくる総決算のグランプリレース、第52回GI有馬記念(2500メートル芝)が23日、千葉・中山競馬場で開催され、9番人気のマツリダゴッホ(牡4=国枝厩舎)が優勝。3連単80万880円の高配当決着となった。
一方、今年の天皇賞春・秋を制し、1番人気に支持されていた武豊騎乗のメイショウサムソン(牡4=高橋成厩舎)だったが、見せ場なく8着に敗れた。
堅実な走りを見せてきた今シーズンの姿からは、とても信じられないような結果だった。武豊が懸命に押しても押しても反応がない、前へと進まない。そのまま伸びることなく、メイショウサムソンは8着になだれ込むのが精一杯だった。
「スタート自体は悪くなかったんですけど、その後がスピードに乗らなくて……。それで外から前に入られてしまって、位置取りが厳しくなりましたね」
武豊がサバサバした表情でレースを振り返った。スタート直後からダッシュが鈍く、最初のコーナーに入る時には中団よりも後ろの位置。「最初のコーナーまでがちょっと予想外でしたね。それこそ勝った馬ぐらいのポジションに行きたかったんですが」。そこから外へと出して3〜4コーナーで上がっていったが、やはりいつもの伸び脚はなし。見せ場らしい見せ場すら作ることもできなかった。
「同じ1枠だった天皇賞はものすごいダッシュだったんですけど……。肩ムチを入れてジワジワと詰めてスピードを乗せていったんですが、乗り切らなかった。残念ですね。今日は落ち着いていて、いいかなと思ったんですけど、難しいですね」
能力を出し切れることなく、最後の大一番を終えることになったメイショウサムソン。春からの激戦、一度は目指した凱旋門賞、それを回避する原因となったインフルエンザの感染、そして死力を尽くした秋GI2戦と、休みなく1年を走ってきた目に見えない疲れがここに来て出てしまったのかもしれない。
「1年の最後を締めくくるためにも勝たせてあげたかった。でも、この1年よく走ってくれましたし、また来年、頑張ります」
この秋からコンビを組むことになった相棒をねぎらった武豊。思えば、今年はダービー馬として出直しのスタートだった。今度は日本最強の座を取り戻すために、来春、また出直しのシーズンに全力を尽くす。
スポーツナビ
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